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イエスの一生

イエスの一生
著者 和田 三造
加藤 耀子
ジャンル 芸術
出版年月日 2008/12/25
ISBN 9784862850485
判型・ページ数 A4・64ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

お告げ
イエスの誕生
幼子イエスの礼拝
エジプトへ逃れる
学者たちと話し合う
「大工の子」/洗礼者ヨハネの宣教
洗礼を受ける
悪魔の誘惑を受ける
弟子たちを招く
湖畔の説教
サマリアの女との対話
病人をいやす/五千人に食べ物を与える
湖の上を歩く
わたしもあなたを罪に定めない
エルサレム入城(ホサナ)
神殿をきよめる
ユダの裏切り
最後の晩さん
ゲッセマネ
見よ この人だ
十字架を負う
十字架からおろす
復活
昇天

絵本聖画集の刊行に寄せる(カトリック東京大司教 ペトロ岡田武夫)
『イエスの一生』の刊行にあたって(山梨英和学院院長 木田献一)
あとがき

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内容説明

和田三造画伯(1883-1967)は,昭和25年に『画伝イエス・キリスト』を刊行しました。そこで使用された原画は後に三越で展覧され,以来半世紀以上にわたり秘蔵されていました。このたび良好に保存されていた原画を最先端の印刷技術により再現し,新たな文章を付して世に贈るものです。

和田画伯は黒田清輝の門下生として草創期の画壇にデビューし,名作「南風」で第1回文展の最高賞を受賞,その後フランスに留学,帰路インドからアジア各地をめぐり建築や衣装・風俗などの見聞を広めて5年にわたる留学を終えました。この時の経験がこの本に見られる人物や風俗,建物などの描写に生かされ,独自の画境を示しています。

画伯は東京美術学校(現東京芸術大学)教授,芸術院会員として活動しながら,洋画にはじまり日本画,壁画,デザインさらには工芸,色彩研究,映画美術など多岐にわたり活躍しました。
画伯はこの画業のために数年にわたり福音書を研究し,独自の感性と構想の下にイエスの生涯に新たな光をあて,ヨーロッパのキリスト教美術とは異なる東洋固有の美質を表現しました。

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