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日本カント研究 No.14

シンポジウム:カントと政治哲学の可能性

日本カント研究 No.14
著者 日本カント協会
ジャンル 哲学・思想
学会誌 > 『日本カント研究』(日本カント協会)
出版年月日 2013/07/31
ISBN 9784862859150
判型・ページ数 菊判・224ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

●シンポジウム カントと政治哲学の可能性
シンポジウム 趣意(田中綾乃)
カント政治哲学の射程――ルソー国家論との比較(高田 純)
ヘーゲルにおける国家と宗教(山内廣隆)
カント政治哲学における「理論と実践」――カントにおける「政治的なるもの」の生成(福田俊章)

●共同討議Ⅰ カントとポスト分析哲学
共同討議Ⅰ趣意(入江幸男)
人類学と形而上学のあいだで――社会プラグマティズムとセラーズ派哲学者たちのカント(三谷尚澄)
超越論的演繹を投げ捨てることの難しさ――マクダウェルの治療的カント解釈をめぐって(村井忠康)

●共同討議Ⅱ カントと科学技術倫理
共同討議Ⅱ趣意(小野原雅夫)
現象知を越境する技術的関与の責任(勝西良典)
技術専門職と内部告発――二つの理性使用という観点から(田中朋弘)

●公募論文
真理の対応説の復権――カント,ラスク,比較論法(金 正旭)
理想論の倫理学的射程――人格の倫理学のために(宮村悠介)
カントにおける法義務としてのhoneste vive(田中美紀子)
なにゆえ「カントに還らねばならない」のか――リープマンの『カントとエピゴーネン』について(渡邉浩一)

●書評
ハルトムート・ゲールケン,デートレフ・ティール,中村博雄共編『理性と平和――ザーロモ・フリートレンダー/ミュノーナ政治理論作品選集』(長倉誠一)
高田純著『カント実践哲学とイギリス道徳哲学――カント・ヒューム・スミス』(竹山重光)
望月俊孝著『漱石とカントの反転光学――行人・道草・明暗双双』(平山 洋)
山根雄一郎著『カント哲学の射程――啓蒙・平和・共生』(勝西良典)

●海外学会報告
新カント学派思想研究学会報告(大森万智子)

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