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西洋中世研究 第10号

特集:ビザンツ帝国と中世地中海世界

西洋中世研究 第10号
著者 西洋中世学会
ジャンル 学会誌 > 『西洋中世研究』(西洋中世学会)
出版年月日 2018/12/31
ISBN 9784862859396
判型・ページ数 B5・280ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

特集:ビザンツ帝国と中世地中海世界
 〈序文〉
ビザンツ帝国と中世地中海世界(大月康弘)
 〈論文〉
聖母マリア伝図像の東西(益田朋幸)
アプシス図像の東西――ヴィック司教区美術館,カタルーニャ美術館所蔵作例を中心として(瀧口美香)
プロセッションがめぐるところ――マケドニア朝における儀式・建築・都市(太記祐一)
党派活動(ハイレシス)としてのビザンツ異端論――パウリキアノイを見る眼(草生久嗣)
12世紀ビザンツにおける移住者と文化的多元主義(マクシミリアン・C・G・ラウ〔渡辺理仁訳〕)

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 論文
《コルビー詩編》の「生命の泉」――カロリング朝美術に於ける図像と装飾の統合をめぐって(安藤さやか)
14世紀プロヴァンス地方における「記念祷会計」の成立とその意義――サン・ポール・ド・モーゾール参事会教会の場合(印出忠夫)
アルメニアからラヴェンナへ――ヘラクレイオス帝によるイタリア総督イサアキオスの任命とその背景(仲田公輔)

 特別寄稿
2017年度若手セミナー報告 古典再読:ハスキンズ『十二世紀ルネサンス』を読み直す(松本涼,小野賢一,アダム・タカハシ,岡北一孝)

 研究動向
中期以降のビザンツ教会堂建築の研究動向(樋口諒)
フィレンツェ合同のロシア,ウクライナ,ポーランド地域への波及――近年の動向を踏まえて(宮野裕)

 新刊紹介

 彙報
メネストレル主催若手研究セミナー・国際シンポジウム報告――文化交流から生まれ出づるもの:《中世における文化交流》から西洋中世学の未来へ(田邉めぐみ・江川温)
西洋中世学会第10回大会シンポジウム報告「カロリング期の記憶」(菊地重仁)

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