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哲学 第59号

シンポジウム:平和・戦争・暴力

哲学 第59号
著者 日本哲学会
ジャンル 哲学・思想
学会誌 > 『哲学』(日本哲学会)
出版年月日 2008/04/01
ISBN 9784862858993
判型・ページ数 A5・364ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

●シンポジウム 平和・戦争・暴力
「環境」を哲学するとき(町田宗鳳)
恐怖の時代の政治哲学(石崎嘉彦)
●共同討議Ⅰ 哲学史を読み返す――イスラーム思想の視点から
イスラム哲学と西洋中世との媒介としての普遍論争(山内志朗)
サドルッディーン・クーナウィーのイスラーム哲学史上の位置(竹下政孝)
●共同討議Ⅱ 脳科学と心
ニューロフィロソフィーとしての心の唯物論――フォークサイコロジー消去主義と物理主義的還元主義の哲学(武田一博)
脳科学と心の機械化(信原幸弘)
●応募論文
二つの目的論――スピノザの目的原因論批判をめぐって(大塚淳)
意志の解明(金子裕介)
ジャクソンの知識論法に対する三つの主要な反論の検討――知識論法が物理主義に課す課題の観点から明らかになる両立論的アプローチの優位(北野安寿子)
「気高い嘘」と「有益な偽り」――「国家」414bと「法律」663dの解釈(齊藤安潔)
自己は環境に適応すべきか――前期デューイ「進化と倫理」における非進化論的前提をめぐって(柴田悠)
後期西田哲学における論理の場所――身体と自覚を手引きにして(白井雅人)
デカルト『方法序説』第二部における方法と徳について(津崎良典)
ヒュームの正義論再考――賢明な悪人問題をなぜ「われわれ」は理解できるのか?(中村隆文)
クリプキのパズルは何に由来するか(長澤英俊)
分析的行為論におけるケア概念――分析哲学の行為論の新たな一展開にむけて(早川正祐)
定義はどのようにして構成されるか――アリストテレス「分析論後書」第二巻第十章におけるホロスとホリスモスの区別(日吉大輔)
道徳的価値の規範性――構成主義に基づく一解釈(福間聡)
最晩年ウィトゲンシュタインの連続性テーゼが意味するもの(山田圭一)
'Unsettled-Domain Utilitarianism: A Revision of Hare’s Two-Level Theory for Application(伊勢田哲治)

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