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哲学 第69号

特別企画:ハラスメントとは何か?/〈哲学〉の多様な可能性をひらく

哲学 第69号

※ 現在品切れで出庫できません

著者 日本哲学会
ジャンル 哲学・思想
学会誌 > 『哲学』(日本哲学会)
出版年月日 2018/04/01
ISBN 9784862859365
判型・ページ数 A5・322ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 品切れ・重版未定
 

目次

《第七七回大会》
●特別企画「ハラスメントとは何か?――哲学・倫理学からのアプローチ」
・趣意文(池田喬)
・ただの言葉がなぜ傷つけるのか――ハラスメント発言の言語行為論的探究(池田喬)
・構造的不正義としてのハラスメント――ヤングの責任モデルによる,大学におけるセクハラ問題の考察(神島裕子)
・総称文とセクシャルハラスメント(和泉 悠)
補遺1 哲学・思想系学会におけるハラスメントへの対応状況(鈴木伸国)
補遺2 ギリシア哲学の視点からハラスメント問題を考える(和泉ちえ)

●特別企画「〈哲学〉の多様な可能性をひらく――哲学教育ワークショップの試み」
・はじめに(寺田俊郎)
・ねじ花はねじ花のように――「倫理」哲学対話の記録(綿内真由美)
・紙上対話や学生どうしのコメントを生かすクリティカルシンキング入門(菊地建至)
・「子どもの哲学」が問いかけるもの――その教育理論と哲学的問題(土屋陽介・村瀬智之)
・初等・中等学校で哲学を教える教員の教育――オーストラリアから考える(ティム・スプロッド)

《第七六回大会》
●第七六回大会シンポジウム「哲学史研究の哲学的意義とはなにか?」総括(司会者 田中美紀子・井頭昌彦)
●学協会シンポジウム「宗教と哲学」報告(司会者 酒井潔/指定討論者 竹内綱史)
●第七六回大会哲学教育ワークショップ「哲学対話と哲学研究」報告(司会者 梶谷真司)
●男女共同参画・若手研究者支援・ワーキンググループ主催ワークショップ「どう変わる!日本哲学会――ジェンダー平等推進とGood Practice Scheme」報告(司会者 和泉ちえ・鈴木伸国)

●応募論文
スピノザ『エチカ』「物体の小論」における身体論の射程――「個体」と「形相」の概念を中心に(秋保亘)
初期マルクスの本質概念――その反本質主義的実質について(秋元由裕)
「観念論論駁」に基づくカント的自己認識論の考察(岩井拓朗)
「ホメロスの競争」における「競争」概念――他者との理想的な関係としてニーチェが考えていたもの(加藤之敬)
ブランダムの規範的語用論について――観察報告の資格の制定過程の検討(白川晋太郎)
デカルトにおける〈欺かれる私〉について――欺かれるという事態からは何が帰結するのか(田村歩)
「恥を知れ」とはいかなる非難か(中村信隆)
理性理念の統制的使用から反省的判断力の原理へ――『判断力批判』における体系的課題の成立(中本幹生)
ジャコブ・ロゴザンスキにおける悪の問題――錯覚,憎しみ,反真理(本間義啓)
同一性の諸相――不可識別者同一の原理をめぐって(横路佳幸)

日本哲学会規則
日本哲学会役員選出・評議員選挙細則
日本哲学会役員一覧
日本哲学会研究倫理規定
応募論文公募要領の改訂について
応募論文公募要領(日本語論文)
応募論文公募要領(欧文一般公募論文)
Guidelines for Contributors
本哲学会web論集『哲学の門:大学院生研究論集』応募論文公募要領
日本哲学若手研究者奨励賞
日本哲学会著作権規定
日本哲学会林基金及び運営委員会規定

●インターナショナルセッション総括 Philosophy and Translation(齋藤直子)

欧文要旨
欧文目次

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