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哲学 第71号

環境思想の再検討――「人新世」をめぐって

哲学 第71号

※ 本号より判型が変わり,A5判から「B5判」へ大きくなりました。

著者 日本哲学会
ジャンル 哲学・思想
学会誌 > 『哲学』(日本哲学会)
出版年月日 2020/04/01
ISBN 9784862859440
判型・ページ数 B5・294ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

●大会シンポジウム「環境思想の再検討――「人新世」をめぐって」
・シンポジウム報告(嘉指信雄・篠原雅武)
・気候危機の現状と文明の「卒炭素」(江守正多)
・「人新世」が問いかけてくるもの――新たな環境思想のための思考実験ノート(佐藤麻貴)
・人口と集中を抑制する新しい文化について(河野哲也)

●学協会シンポジウム「実在論の可能性――インド哲学との対話」
・学協会シンポジウム報告(近藤和敬・酒井真道)
・いかにして社会種の実在性は擁護されうるのか――「実在論的」社会構築主義についての試論(倉田 剛)
・超越論的観念論を継承する現象学における事実性と偶然性――テンゲリを手引きとする非‐存在神学的な形而上学の輪郭化の試み(長坂真澄)
・古典インドにおける空華の非実在性(志田泰盛)
・唯識思想における他者(高橋晃一)

●哲学教育ワークショップ「高等教育における哲学教育の意義と方法――一般教育・教養教育に焦点を当てて」報告(望月太郎)

●男女共同参画・若手研究者支援ワークショップ「取組への考え方とグッドプラクティス」報告(村上祐子)

●応募論文
『アルキビアデス第一』における自己認識の構造(稲津阿育)
初期ベルクソンにおける質と量の問題について――『時間と自由』から『物質と記憶』まで(岡島隆佑)
「アリストテレスの現象学的解釈」におけるハイデガーの真理論の萌芽(神谷 健)
カントにおける「真とみなすこと」概念(繁田 歩)
スピノザの形而上学的決定論――直観知の存在論的背景に関する考察(柴田健志)
醜さとは何か?――『判断力批判』の趣味論に基づいて(高木 駿)
理論から自覚の哲学へ(林 晃紀)
道徳についての選択的虚構主義(野上志学)
「意識の諸平面」の理論におけるベルクソンの哲学的方法について――『物質と記憶』の一般観念論をめぐって(原 健一)
アレグザンダーの建築思想に探るポストモダニズムの可能性(見附陽介)
キケロ『弁論家について』における哲学と弁論術――共和政ローマにおける「政治のための哲学」の構想(安田 将)
リクール『時間と物語』における「比喩論的アプローチ」――「歴史記述」のフィクション性をめぐって(山野弘樹)

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