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中世思想研究 第58号

特集:東方神化思想と西方神秘思想Ⅰ

中世思想研究 第58号
著者 中世哲学会
ジャンル 哲学・思想 > 中世哲学
学会誌 > 『中世思想研究』(中世哲学会)
出版年月日 2016/10/15
ISBN 9784862859297
判型・ページ数 菊判・188ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

 論文
『神学大全』は誰のために書かれたのか(加藤和哉)
トマスにおける神の知の不変性と時間の認識(上枝美典)
ガンのヘンリクスとpropositio magistralis──意志の悪と理性の誤り(松根伸治)
トマス・アクィナスにおけるアナロギアの整合的理解の可能性について(内山真莉子)
 研究論文
神の「存在論的証明」に対するトマス・アクィナスの批判について──アンセルムスの論証との比較という観点からの考察(芝元航平)
トマス・アクィナスにおける可能世界の問題(菅原領二)
フライベルクのディートリヒにおける概念把捉的存在者論(西村雄太)

特集 東方神化思想と西方神秘思想 I──東方キリスト教の伝統における神化思想
 シンポジウム
企画趣旨(井上淳・上村直樹・小林剛・河野一典)
司会報告(河野一典)
〈連動報告〉ギリシア教父における神化思想(久松英二)
〈提題〉「名づけ」と神化──ディオニュシオス『神名論』をめぐって(袴田 渉)
〈提題〉証聖者マクシモスにおける神化の道行き──「善く意志すること」の可能根拠を問う(谷隆一郎)
〈提題〉「神化」をめぐる問題──ヘシュカズム論争の一断面(大森正樹)

 書評
PERENDY László, Antiokhiai katekézis a II. század végén: Theophilosz püspök munkássága(秋山 学)

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欧文要旨

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