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中世思想研究 第63号

枢要徳の形成と発展 II

中世思想研究 第63号
著者 中世哲学会
ジャンル 哲学・思想 > 中世哲学
学会誌 > 『中世思想研究』(中世哲学会)
出版年月日 2021/09/30
ISBN 9784862859501
判型・ページ数 菊判・144ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

●論文
大バシレイオスによる詩編唱和の内的意義――詩編第119(118)編を中心に(秋山 学)
トマス・アクィナスにおける実体/付帯性概念と存在の分有構造――アヴィセンナの影響という観点からの考察(芝元航平)

特集 枢要徳の形成と発展 Ⅱ――スコラ学における枢要徳の発展
●シンポジウム
企画趣旨(藤本温・松村良祐・山田庄太郎)
司会報告(山田庄太郎)
〈連動報告〉中世における「枢要徳」概念の展開――トマス・アクィナスを中心に(桑原直己)
〈提題〉12世紀の枢要徳論――異教徒の徳という視点から(松根伸治)
〈提題〉ボナヴェントゥラと枢要徳――『ヘクサエメロン講解』第6,7講解を中心として(松村良祐)
〈提題〉スコトゥスにおける枢要徳――枢要徳の再構築と友愛の完全性(小川量子)

●論考(寄稿)
クザーヌスの〈イディオータ〉思想の現代的意義――〈専門家-素人〉相関の視点から(八巻和彦)

●書評・文献紹介
Filip IVANOVIC, Desiring the Beautiful: The Erotic-Aesthetic Dimension of Deification in Dionysius the Areopagite and Maximus the Confessor(袴田 渉)
Roland Betancourt, Sight, Touch, and Imagination in Byzantium(土橋茂樹)
Jari Kaukua, Self-Awareness in Islamic Philosophy: Avicenna and Beyond(宮島 舜)
Nicola Polloni, The Twelfth-Century Renewal of Latin Metaphysics: Gundissalinus’s Ontology of Matter and Form(石田隆太)

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欧文要旨
中世哲学会役員

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