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ヘーゲル全集 第8巻2

本巻では「自己意識」「理性」「精神」「宗教」「絶対知」章を収録。『精神現象学』には底本にふさわしい原典がなく,これまでの翻訳諸版も参考にしながら国内外の『精神現象学』の古典的研究の集大成を目指した。ヘーゲルの主著,研究者待望の最新訳。

 
穀物輸出の代償

産業革命による人口集中は穀物需要を急拡大させた。英国は最大の穀物輸入国に,アメリカは最大の輸出国になったが,19世紀の大平原開拓と小麦増産により多くの問題に直面する。本書は輸出国の視点で土壌保全や水問題,移民,資本などの実態に迫る画期作。

 
古典の挑戦 第2版

21世紀の今,古代ギリシア・ローマを学ぶ意義は何か。古典とは,私たちにヒントを与えてくれる強力な〈武器〉である。第一線で活躍する内外の研究者が,独自の語り方で西洋古典学の魅力に斬り込む入門書。好評を博した初版に7章分を増補した充実の第2版。

 
ニコル・オレーム『貨幣論』とその世界

アリストテレス倫理学を踏まえ,貨幣の起源,本性,権利,改変について考察した論考である『貨幣論』の全訳と,訳者による著者と作品についての詳細な解説,さらに疫病と戦争に象徴される14世紀中頃の北フランス世界の歴史的環境への考察を付した貴重な一書。

 
海峡を越えた旧石器人類

後期旧石器時代の終末期に,北海道から本州にもたらされた湧別技法白滝型の細石刃石器群。その製作技術と石材の分析を通じて,海峡をはさみダイナミックに変容する旧石器人類の動態と環境適応を解明する基盤的研究。黒曜石の原産地や石材消費の変遷にも迫る。

 
ライプニッツの最善世界説

哲学史において誤解されてきたライプニッツ『弁神論』の理論的意義を再評価する。最善世界説を神の自由,倫理,世界の秩序と結びつけ,道徳的論証により擁護した議論を精緻に分析。さらにカントの批判など受容史を考察し,近代哲学への影響を明らかにする。

 
倫理学講義 第一巻

京都大学の定年退職後,若い人たちに興味を与え,分かり易く語ることを熟慮した南山大学等の教養科目の講義は,哲学・倫理学の深い学識と膨大な知識に裏付けられ,多くの学生を魅了した。学生や研究者が学問と人生を知るために,今日でも読まれるべき名講義。

 
デカルトの知性主義

数学をモデルとした普遍学の「方法」の純粋で単純な性質を提示し,方法に則った「懐疑」の意図とその対象,妥当性を考察。「コギト」が見出される過程や,第一哲学の方法の主体を掘り下げる。デカルト研究,哲学史研究を自らの「哲学の実践」とした労作。

 
ハイデッガー=リッカート往復書簡 1912-1933

ハイデッガーと新カント派のリッカートが交わした43通の往復書簡を収録。1900年代初頭に隆盛を極めていた新カント派の研究と批判によりハイデッガーが思索を練り上げ『存在と時間』(1927年)へ至る姿などを垣間見ることができる有意義な資料。

 
パイデイア(下)

ギリシア人の教養と理想的な人間像が相互に作用しつつ形成される経緯を描いた,イェーガーの古典的名著『パイデイア Ⅰ-Ⅲ』(1934-47)を訳出した待望の書。本巻では第Ⅲ部「偉大な教育者と教育体系の時代」の後半を収録し,ここに全3巻の日本語訳が完結する。

 
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新刊情報

霊性の人間学

霊性の人間学

5月13日予定

著者:金子 晴勇
 
倫理学講義 第二巻

倫理学講義 第二巻

第2回配本 5月9日予定

著者:山田 晶
小浜 善信
 
 
ヘーゲル全集 第8巻2

ヘーゲル全集 第8巻2

第13回配本

著者:山口 誠一 責任編集
 
 
海峡を越えた旧石器人類

海峡を越えた旧石器人類

新潟大学人文学部研究叢書20

著者:青木 要祐
 
 
ライプニッツの最善世界説

ライプニッツの最善世界説

知泉学術叢書36(通巻37)

 
 
パイデイア(下)

パイデイア(下)

知泉学術叢書34(通巻35)

 
 
中世思想研究 第66号

中世思想研究 第66号

特集 トマス・アクィナスに疑義を呈す Ⅰ

著者:中世哲学会
 
 
教理講話

教理講話

知泉学術叢書32

 
デカルト小品集

デカルト小品集

知泉学術叢書33

著者:山田 弘明 編訳
吉田 健太郎 編訳