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北朝鮮の内部文書集 第2巻

朝鮮戦争で北朝鮮から捕獲した大量の内部文書を編纂,本書では「経済運営,沙里院紡織工場1947-48,沙里院紡織工場1949–50,賃金制度・労働」の4編について,企業の作業現場で頻出する課題への対応やマネージメントに翻弄される責任者の実態を紹介。

 
聖ドミニコの遺産

聖ドミニコ(1170–1221)は卓抜した学知と深い祈りにより説教兄弟会を創設したが,その経緯と意図はほとんど知られてない。本書はその真意と彼に心を傾けたトマス・アクィナスやシエナの聖カタリナの学知と信仰を紹介し,ドミニコ会の魅力を解明。

 
倫理学講義 第五巻

「世界の意味」「行為と能力」「人間的行為と人間の行為」「善のラチオについて」の4部と,講演「マルタとマリア」を収載。著者の問いが新たな問いを生み,その探究の行程をたどる読者も読み進めるうちに知らず知らず問題を探究し思索することへと誘われる。

 
生命操作と人間の尊厳

「いのち」を自己決定により操作する倫理的な問題,安楽死・尊厳死だけでなく,胎児の操作や生殖補助治療など生命技術の使用と制御についても広く考える。医療・哲学・倫理・宗教などから生命倫理の問題に迫り,現代における多様な人間観を問いかける12編。

 
日本文化と宗教

社会の規範を支える「宗教」と,個人をつなぐ「和」の原理を,日本人はどのように生きてきたか。「和」と信心を生きた日本人の姿をキリスト教の視点を交えながら描き,現代社会の問題をも視野に入れた画期的作品。宗教や人間に関心をもつ読者の必読書。

 
シェリング講義

テュービンゲン大学で行われたシェリング講義の翻訳。著者はドイツ観念論やドイツロマン主義の研究だけでなく,自己意識論,分析哲学,解釈学,文学論から最近のフランス哲学など深い見識に支えられ,シェリングによるドイツ観念論の独自の理解を示す。

 
内在の臨界

「超越」に基づいた従来の現象学に対し,ミシェル・アンリは「生の自己顕示」による純粋な現象性「内在」を重視した。著者はアンリの内在概念を出発点に,現代フランス哲学者9名との対話を通じて,「内在」の思想的意義と限界,さらなる可能性を探究する。

 
倫理学講義 第四巻

福音書にある「マルタとマリアの問題」を,著者は伝統的理解に留めず,イエスが姉妹を差別せずに等しく愛を注いだと考えた。「生と死の問題」では,身体が滅びた後には何も残らないという唯物論者の見方と,魂は存続するという見方を丹念に追究する。

 
意味と時間

フッサールは意味を現象学研究における根本的な主題の一つと考え,その探求は現象学研究の歩みと共にあった。特に意味を時間という問題領域の中に捉えて意味の最根源に至る道が開かれた。意味の様々な時間性を探求することにより,深化の道を辿ったのである。

 
カテナ・アウレア マルコ福音書註解

トマスによる四福音書の注解で,マタイに続くマルコが扱われる。これは膨大な文献と知恵の一大パノラマであり,キリスト教の精神だけでなくヨーロッパの生活や文化を考えるうえでも比類のない第一級の資料である。巻末には160頁に及ぶ解説を付す。

 
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新刊情報

北朝鮮の内部文書集 第2巻
 
聖ドミニコの遺産

聖ドミニコの遺産

2025年12月17日予定

 
 
倫理学講義 第五巻

倫理学講義 第五巻

第5回配本(最終巻)

著者:山田 晶
小浜 善信
 
 
倫理学講義 第四巻
 
意味と時間
 
 
海峡を越えた旧石器人類

海峡を越えた旧石器人類

新潟大学人文学部研究叢書20

著者:青木 要祐
 
ライプニッツの最善世界説

ライプニッツの最善世界説

知泉学術叢書36(通巻37)